4年前に私の父方の祖母が亡くなりました。96歳と大往生でした。
若いときから糖尿病はあったものの病状は落ち着いており、亡くなる少し前まで認知症は多少ありましたが寝込むような事もなく、苦しむこともなく老衰でした。
しつけには大変、厳しい祖母でしたが夏休みや冬休みには田舎の祖母の家に孫たちが自然と集まり何日も泊まり祖母と過ごしました。どんなに忙しくても嫌な顔一つせず、帰る時には「また、来いよ。一生懸命頑張りなさいや。」と言って送り出してくれました。祖母には孫が全部で15人いました。一人を残して14人が結婚していましたので、ひ孫は大学生を頭に幼児まで30人いました。
祖母の死は前ぶれなく突然の事だったのにも関わらず、なんと…孫15名全員が葬儀に参列しました。ひ孫は5名を除き25名が参列しました。まるで小さな村の小学校くらいの数の子供達が参列し、こんなに集まったのが奇跡のようにさえ感じました。お正月や結婚式でも、なかなか集まれなくなってしまった従兄弟達に久しぶりにゆっくり会えました。また、私達の子供達も滅多に会う事がなく初めて会う子供達も多いはずなのに…お互い血が通っている親戚だからなのでしょうか?すっかり仲良しに楽しそうに過ごしていました。私達、孫はお通夜の夜に祖母の祭壇の前で昔の祖母と過ごした夏休みや冬休みの思い出を語り合いました。我が子達が遊んでいる姿を見て「私達もあんなだったよね!あの頃は本当に楽しかった…懐かしいね!こうやてばあちゃんがまた、皆の事会わせてくれたんだよね!」「従兄弟会しようよ~誰か計画してよ!」なんて盛り上がりました。私達、いとこが大人になった今でも、とっても仲良しなのは祖母がいたからだと思いました。本当に本当にいいおばあちゃんでした。大好きでした。
私達孫は笑ったり、泣いたり忙しく祖母を天国へと送り出しました。