大抵の人は日頃から葬儀のシュミレーションを念入りにしているわけでもないので、いざというときは慌ててしまうのは当たり前である。
だが、その時のために葬儀屋さんがいるのだろう。何もわからない悲しみにふせた残された家族にお悔やみの気持ちを持ちつつ巧みに手順通り葬儀へと導いてくれる。
費用、形式、必要な情報を教えてくれながら着々と準備をしてくれる。
私の父が亡くなった時に葬儀屋さんと初めて間近で接したが、本当に手慣れていて、こちらが聞くこと全てに迷うことなく、しっかり応えてくれるし、また、こちらがどうするべきか悩む事についてはそれとなく誘導してくれた。
葬儀屋さんだってベテランばかりではないだろうから新人さんだっているはずだが…身内を亡くし悲しみのどん底にいる時に不慣れな新人の葬儀屋さんが来てお互いにはっきりせず事がスムーズに運ばなかったり、忘れている事などがあったら大変だろうなと思う。
家に来てくれた葬儀屋さんは本当に細かな配慮もしてくれるような方で以前、「お葬式」という映画で観た葬儀屋さんと同じくらい立派にやってくれた。病院から家に父を連れて帰って来た時も湯灌の時も火葬場でも、てきぱきと、だけど心をこめてやってくれたと思う。
私の友人で葬式の司会者をしている者がいるが葬式というのは結婚式と違ってあらかじめ予約されている事ではないので、24時間いつでも連絡が来るので葬儀屋さんは大変だと言っていたことを思い出す、当たり前なんだろうが、そんな急な中、一生懸命やってくれた葬儀屋さんには感謝している。
そんな彼らのためにも、葬儀を行う側として宗教別で説明する、お葬式進行スタイルなどで勉強しておかねばな、と思う。